2025.サーフメイズJAPAN 3 海洋磯釣俱楽部 |
沖縄本島で釣れたホシギスとモトギス
夜釣りでわたりカニが5匹も釣れた宮城島海岸。
泡瀬海岸、で24㎝のホシキスに、南黒鯛は洋子ちゃん。
那覇空港着、今からオリックスレンタカー借りて本島一周します。
火事、震災前の首里城前で記念写真の私達。
全て、モトキス・ホシキスが釣れた釣り場です。この他にも20程のキスポイントありますが、紹介した釣り場の近くを探って下さい。こんな所で?、が、ヒントになります。
上瀧勇哲のホームスタジオ2 |
勇哲洋子のポートフォリオ4 | 機関紙サーフメイズJAPAN2022 |
サーフメイズJAPAN3・TOPへ |
無料配布している「機関紙サーフメイズJAPAN 2025.1,2月 No.355号」事務局に在庫あります。合わせて(公財)日本釣振興会のゴミ袋、ステッカー残り少しありますので電話して遊びに来て下さい。楽しい釣りの話しなど、しませんか。上瀧勇哲 |
2025.サーフメイズJAPAN 3 海洋磯釣俱楽部 |
沖縄県の投げホシギス釣り
毎年の秋に、妻と沖縄県の観光を含めた釣り旅行を楽しんでいるのだが、今年は迷走台風20号のおかげで三日間全て雨にみまわれ十分な釣りができなかった。
それでも雨風がおさまった、わずかな隙間をぬってキスを狙ってみた。
その模様をお届けし、これからの投げキス本番となる12月からのキス好場をお届けしたい。
ホシキス投げ釣りについて
さて私達が一般的に釣っているキスはシロキスと言って、九州から東北地方まで広く分布されているスマートなホワイトピンク色したキスである。
一部の福岡県から大分県にかけて釣れるアオキスは、もっとスマートで細長く青ポイ。腹ビレや胸ヒレが黄色で、遠浅や河口の浅場で少々だが釣れる、そのアオキスは国内でも、ここだけの天然記念魚でもある。
私達が春先から秋口までの温かい季節に釣っているシロキスはポピュラーであるが、今度の沖縄県で釣るキスは、これらのキスとは全く違う別種のホシキスとモトキスである。どちらも体形は良く似ているのだが、はっきり選別できるのが、体色にホシのようなアザができるのだ。釣ってすぐのときは、きれいな体色なのだが、息絶えると段々とホシのようなアザがはっきり現れ、ホシキスとすぐ見分けられる。
一方のモトキスは、これらのアザが出ないことである。しかし、体形が丸こく、細長くない。頭から口先にかけて短いので、頭デッカチ。しかも、ずんぐりタイプで、エラと胸ヒレが青キスのように黄色。
そのようなホシキス、モトキス釣りは秋口から冬場の春先までがシーズンとされ、夏場では釣れないとされている。
1月から2月が盛期で、この時季に大型の30㎝クラスが狙えるそうだ。
大物記録として、38㎝とか40㎝サイズの巨キスが沖縄中部の金武湾で釣れたそうだ。しかし近年、このような大物は少なく、数も少なくなっている。
モトキス、ホシキスの乗っ込みは11月から12月にかけて始まる。
今度は、その乗っ込み前にチャレンジしてみた。
◎10月23日(金)
北九州空港発、沖縄・那覇空港へ
毎年の沖縄キス釣り旅行で、雨の日はなかったが、今度は台風20号の影響で完全に雨模様。しかも強い風が心配なのだが、この時は、まだ台湾の北で台風が停滞していた。その為のカッパやロングブーツの準備等、万全の装備。そして早朝7時50分、北九州空港をフライト。
①沖縄県那覇空港
沖縄・那覇空港9時30分着。②
③
漁船が係留されているロープを気にしながら引き釣りしていると、竿先を30㎝ばかり引っ張る重いアタリ。
しかしそのまま引き、力糸が見える、10m先で再び大アタリでリールを巻くとホシギスの24㎝が釣れた。④
もう一つ先の大浦川河口の砂浜は凄く奇麗な浜で、毎年キスが釣れる。
今度もやっぱり超浅場でヒット。しかし、数が出ないことに加え警戒されて食いが悪い。大浦で5匹ゲット。
⑤
⑥
◎10月24日(土) 早朝6時、雨。
ホテル前のビーチは、誰一人居ない。ホテル受付係の金城さんが、「桟橋から投げたらキスが釣れるかも知れない」という言葉で、フロントから200m先の海岸へゆく。
6時30分、砂ゴカイのエサで50~60m投げる。
追い風で仕掛けが良く飛ぶが、時より吹き飛ばされそうな強い風で、少々危険を感じるが、それでも釣ってみたい一心で引き釣りする。
ゴツゴツのアタリはなんだろうと、フグが釣れる。
妻は、なんにも釣れなかった。
ポイントを移動し、浜から五投するも、アタリさえも分からず、竿を持つだけの強風にギブアップ。
台風さえなければという悔しいハート。
もう一度着替えして、ホテルの朝食を頂く。
今日は雨風が強く、釣りができるのか不安であるが、大勢の旅行客の賑やかさと、バイキングの朝食はなぜか心が和む。
⑦
9時、ホテルを出発。
今日は予定を変更し、風が弱い西海岸をメーンに探る。
ホテルから35分ほどの
このポイントは、いつ行ってもキスが釣れる。
しかし、15㎝クラスのピンギスが多いのだが、釣れることが嬉しい。
その浜は磯ブーツ着用で入る。
後方に山があるので風が少なく釣りやすい。その上、雨も小降りで絶好のコンディション。
まず妻が二投し、アタリなし。
私も活の良い砂ゴカイをキス鈎8号、3本鈎仕掛けに、それぞれ一匹掛けし、エサをアピールさせた引き釣りをイメージ。仕掛けを交換し、五投目にはキス三連。
釣り上げ、すぐにホシのようなアザがでる。
丸こいホシギスは奇麗とは思わないが、沖縄県独特のキス。
これが力強い引きをしてくれるので、やっぱりキス釣りは面白い。
1時間釣って二人でキス15匹。
⑧
⑨屋我地港
屋我地島貸しボートそばの小さな港、波止から釣ってみる。⑩そば屋「よし子」℡
その途中に沖縄そばで有名な、そば屋「よし子」℡ に立ち寄り、
600円の沖縄ブタバラそばを注文。
これが実に旨かった。又、チャーハンも凄く美味しい。
⑪
それだけ飼育が難しい魚なのであろうか。
イルカショーがある午後4時まで、ゆったり見て廻るも、相変わらずの強風と雨。今日は夜の10時まで
◎10月25日(日)
朝から強風、雨。しかし、テレビの台風情報では、沖縄南海上を北上中とある。かなり台風がそれているようだが、今の時点では最も沖縄に近づいているところで、帰りの飛行機が心配。そして、釣りができるかも心配。
ゆったりしたホテルの朝食バイキング。
ホテル周辺の緑と水に景観あふれる自然に癒されるし、これまで宿泊した、どのホテルよりも、このJALプライベートリゾートオクマが気に入った。次回もこのホテルに泊まりたい。
その時は、もっと天気の良いときに。
午前8時、ホテルをチェックアウトする。追加料金無し。
利用しているスカイレンタカーもガソリン満タン返し必要なしで、けっこう安上がりな釣行である。
⑫
⑬うるま市、泡瀬港
沖縄高速道に入り、沖縄南ICより20分の、うるま市の泡瀬漁港波止から投げる。
雨の中であるが、台風はかなり北上しているし、幾分良いかと想ったが相変わらずの大雨台風である。
それでも重装備で竿出し。
昨年は港岸壁駐車場そばから投げて26㎝のホシギスを釣っているのでガンバル。そう想って、オモリ25号で投げる。
引き釣りも、キスのアタリが全くつかめないし、海面は雨水で赤茶色している。五投してキス0匹。フグ一匹のみで早い納竿。
やっぱりこの雨風の中、釣りは無理だと感じた。
今日はここで納竿とし、夕方まで沖縄の観光とした。
⑭その中で、沖縄北ICそばの東南植物園(無料チケット)で、
2時間ほど素晴らしい園内の散策、食事。
そして国道58号から見る広い米軍嘉手納基地。
その途中にある米軍ショップ。
色々考えさせるべきことも多いが、自らの産業が少ない沖縄県にとって、観光と米軍基地は切り離せないものがあると想った。
⑮スカイレンタカーに世話になったキューブ1300ccを返却し、那覇空港へ。そして那覇空港発19時45分発、北九州空港着21時15分に無事到着した。
少々の台風でも飛行機は飛んでくれるが、波高6mの海では、大型フェリーは全て欠航。◎沖縄のキス釣り情報は
ステップ釣具店・具志川店℡098―982―6777。
うるま店等、多数あり。
◎今度の釣りを兼ねた旅行は
◎宿泊は
JALプライベートリゾートオクマ(
◎夫婦二人で二泊三日。全ての旅行代金は10万円少々だった。
ただし、ホテルの昼食と夕食は別料金。