2025.サーフメイズJAPAN 3 海洋磯釣俱楽部






沖縄本島で釣れたホシギスとモトギス








夜釣りでわたりカニが5匹も釣れた宮城島海岸。


泡瀬海岸、で24㎝のホシキスに、南黒鯛は洋子ちゃん。






那覇空港着、今からオリックスレンタカー借りて本島一周します。


火事、震災前の首里城前で記念写真の私達。


全て、モトキス・ホシキスが釣れた釣り場です。この他にも20程のキスポイントありますが、紹介した釣り場の近くを探って下さい。こんな所で?、が、ヒントになります。


2025.3.更新 私の釣り紀行&情報ネットワーク 沖縄県・離島・沖縄本島   mujik ポール・モーリア (ラスト・タンゴ) No.20

2023.10. 私達、22年前から7度の沖縄釣り旅行、時々の写真です。妻とレンタカーを借りて沖縄一周、ホシキス、モトキスを狙うのですが、キス日本記録41㎝が泡瀬港で釣れた記録が釣具店にあります。これには写真も魚拓もありませんから、日本記録に照覧されていませんが、今の全日本サーフキャスティング連盟はシロキス公認記録は長崎県五島列島の島で37.5㎝が魚拓です。しかし、沖縄県にはシロキスはいません。先に紹介したホシキス、モトキスの記録で、私は泡瀬港で26.5㎝が最高で、妻は白浜海岸で25㎝。40年前の沖縄の投げ釣りは25~30㎝キスが100匹200匹はザラで釣れていたと、全日本サーフキャスティング連盟会長の小西和人さんの週刊釣りサンデーの記事、新聞で知っていたのです。しかしながら今は昔の話しでキスそのものが釣れないのです。でも大きくないサイズが釣れるポイント15ほど知りました。釣りたい方教えてあげます。下記の写真は辺野古港と大浦湾河口海岸の投げ釣りです。2023.10.
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沖縄県の投げホシギス釣り

毎年の秋に、妻と沖縄県の観光を含めた釣り旅行を楽しんでいるのだが、今年は迷走台風20号のおかげで三日間全て雨にみまわれ十分な釣りができなかった。

それでも雨風がおさまった、わずかな隙間をぬってキスを狙ってみた。
その模様をお届けし、これからの投げキス本番となる
12月からのキス好場をお届けしたい。

ホシキス投げ釣りについて

さて私達が一般的に釣っているキスはシロキスと言って、九州から東北地方まで広く分布されているスマートなホワイトピンク色したキスである。

一部の福岡県から大分県にかけて釣れるアオキスは、もっとスマートで細長く青ポイ。腹ビレや胸ヒレが黄色で、遠浅や河口の浅場で少々だが釣れる、そのアオキスは国内でも、ここだけの天然記念魚でもある。

私達が春先から秋口までの温かい季節に釣っているシロキスはポピュラーであるが、今度の沖縄県で釣るキスは、これらのキスとは全く違う別種のホシキスとモトキスである。

どちらも体形は良く似ているのだが、はっきり選別できるのが、体色にホシのようなアザができるのだ。釣ってすぐのときは、きれいな体色なのだが、息絶えると段々とホシのようなアザがはっきり現れ、ホシキスとすぐ見分けられる。

一方のモトキスは、これらのアザが出ないことである。しかし、体形が丸こく、細長くない。頭から口先にかけて短いので、頭デッカチ。しかも、ずんぐりタイプで、エラと胸ヒレが青キスのように黄色。

そのようなホシキス、モトキス釣りは秋口から冬場の春先までがシーズンとされ、夏場では釣れないとされている。

1月から2月が盛期で、この時季に大型の30㎝クラスが狙えるそうだ。
大物記録として、
38㎝とか40㎝サイズの巨キスが沖縄中部の金武湾で釣れたそうだ。しかし近年、このような大物は少なく、数も少なくなっている。

私が毎年の秋口に、妻と観光目的でサーフのキス釣りは、最大26.5㎝で、平均型が15㎝以下と小さいものばかり。

モトキス、ホシキスの乗っ込みは11月から12月にかけて始まる。
今度は、その乗っ込み前にチャレンジしてみた。


1023()  

北九州空港発、沖縄・那覇空港へ

毎年の沖縄キス釣り旅行で、雨の日はなかったが、今度は台風20号の影響で完全に雨模様。しかも強い風が心配なのだが、この時は、まだ台湾の北で台風が停滞していた。その為のカッパやロングブーツの準備等、万全の装備。そして早朝7時50分、北九州空港をフライト。

①沖縄県那覇空港

沖縄・那覇空港9時30分着。
予約していたスカイレンタカー℡0988―58―0678で日産キューブを借りて出発が11時前。 

少々の風、雨も小降り程度。
台風は沖縄の南の海上でゆっくり北上していると、日本トランスオーシャン航空機長が機内放送していたことを思いだす。

宜野座村・久志

まず沖縄高速道路を利用して、予定していた沖縄中部の宜野座IC下車し、国道329号そばの久志海岸河口からスタート。
タックルを準備し、干潮時の遠浅浜からまず第一投。
妻は早くもヒット。釣果はコトヒキの
10㎝クラス。
続いてWヒットも、やはりコトヒキ。私は河口域を投げてフグ。
続いてフグ。ダイミョウサギ等の小魚が入れ食い。キスは無し。
15分釣って移動。

名護市辺野古港

港に入り、急に大雨。車内で15分様子を見て、小降りになった雨の中を地元漁師が教えてくれた波止先端から投げるが、やはりフグのみ。そこで波止中央部より港内を探ってみた。

漁船が係留されているロープを気にしながら引き釣りしていると、竿先を30㎝ばかり引っ張る重いアタリ。

しかしそのまま引き、力糸が見える、10m先で再び大アタリでリールを巻くとホシギスの24㎝が釣れた。

干潮ごろで波止下は浅く、ゴロタ浜が見える。

妻にもそのポイントを教え、再びヒット。
今度も力糸が見える
20m先でヒット。
これも
20㎝サイズの立派なものである。

妻は駐車している岸壁から港内を探りヒット。
エサの砂ゴカイにヒットしたホシギスは
21㎝の良型。

私も広く移動して探るが、キスのアタリは少なく、フグ、コトヒキ、ダイミョウサギ等の1015㎝サイズが釣れるのみ。
そして、真っ黒い雨雲が急に出現して大雨。びしょ濡れになって避難。


辺野古港は現在、米軍のヘリポート移設問題で、政府や地元民等とのトラブルが続いている町で、今度は、そのヘリポートを建設する海のそば、前でキス釣りをした。

そして奇麗なサンゴの続く海で地元漁師の皆さんや紛争を続ける反対住民の皆さんが立てこもっているテントに入り、色々な話しを聞いた。
辺野古漁港は今、その最前線にある、その中での釣り。
キスも釣れたが、重い空気で、中途半端な釣りとなった。

名護市大浦、二見海岸

十分ほど移動し、国道そばの大浦湾の、どん詰まりに当たる二見海岸で投げた。

このポイントは河口から続く、浅い水路で昨年もホシギスを釣っている。道路そばの公園に駐車し、マングローブが根を張っている河口を歩きながら、探ってみたがピンギス3匹。妻も2匹キープ。

もう一つ先の大浦川河口の砂浜は凄く奇麗な浜で、毎年キスが釣れる。
今度もやっぱり超浅場でヒット。しかし、数が出ないことに加え警戒されて食いが悪い。大浦で5匹ゲット。

名護市汀間漁港

5分ぐらい移動した港岸壁から港内を探ってマゴチ35㎝をヒット。
妻もコトヒキやフグを釣るが急に大雨。ここで今日の釣りを終えた。


国頭村奥間ビーチ

宿泊先のJALプライベートリゾートオクマ(国頭村奥間
℡0980―41―2222へチェックイン。


1024() 早朝6時、雨。

ホテル前のビーチは、誰一人居ない。

ホテル受付係の金城さんが、「桟橋から投げたらキスが釣れるかも知れない」という言葉で、フロントから200m先の海岸へゆく。
6時
30分、砂ゴカイのエサで5060m投げる。

追い風で仕掛けが良く飛ぶが、時より吹き飛ばされそうな強い風で、少々危険を感じるが、それでも釣ってみたい一心で引き釣りする。

ゴツゴツのアタリはなんだろうと、フグが釣れる。
妻は、なんにも釣れなかった。
ポイントを移動し、浜から五投するも、アタリさえも分からず、竿を持つだけの強風にギブアップ。

台風さえなければという悔しいハート。

もう一度着替えして、ホテルの朝食を頂く。
今日は雨風が強く、釣りができるのか不安であるが、大勢の旅行客の賑やかさと、バイキングの朝食はなぜか心が和む。

大宜味村塩屋湾白浜

9時、ホテルを出発。

今日は予定を変更し、風が弱い西海岸をメーンに探る。
ホテルから
35分ほどの大宜味村の塩屋、白浜海水浴場へ行く。

このポイントは、いつ行ってもキスが釣れる。
しかし、
15㎝クラスのピンギスが多いのだが、釣れることが嬉しい。

その浜は磯ブーツ着用で入る。
後方に山があるので風が少なく釣りやすい。その上、雨も小降りで絶好のコンディション。

まず妻が二投し、アタリなし。

私も活の良い砂ゴカイをキス鈎8号、3本鈎仕掛けに、それぞれ一匹掛けし、エサをアピールさせた引き釣りをイメージ。

カイソウオモリ15号で80mぐらい飛ぶが、ここのポイントは浅場である。それを知っていても、まず遠投して引き釣り。
そして力糸が見えてくる
20mごろからキスのアタリ。

ブルルーンというホシギス特有のアタリは、私達が普段釣っているシロキスのグィーンというアタリではない。
いわゆる、小ダイとキスのアタリをミックスさせた、強くて勇ましいアタリがホシギスのアタリである。
そしてゆっくり力糸を巻き込んでくる
10m先で完全にヒット、15㎝サイズが釣れた。

妻も同型をWヒット。
三投目は沖の宮城橋方向に投げ、引き釣りしていると、再び
30mごろから小さなアタリ。これは魚が違うと感じ、そのまま引き釣りすると、又、キスのアタリ。これも強烈、ちょっと型が良さそうなイメージ。
そのまま足元のオモリが見えるぐらいまで引いて、
19㎝のホシギスとフグが釣れた。

仕掛けを交換し、五投目にはキス三連。
釣り上げ、すぐにホシのようなアザがでる。
丸こいホシギスは奇麗とは思わないが、沖縄県独特のキス。
これが力強い引きをしてくれるので、やっぱりキス釣りは面白い。
1時間釣って二人でキス
15匹。

名護市屋我地、羽地内海

移動することにし、近くの屋我地島へ続く奥武島で二投するも、フグニ連。妻が10㎝のミニキス。
奥武島橋下は雨宿りができて釣りやすいが、釣れるキスが小さい、しかもフグが多い。


しかしキャスター達の好場として有名で、いつもファミリーに出会うが、今日は釣れてなさそうだった。

釣り場を移動し、屋我地大橋下のビーチへ行く。
ここはファミリーFCの職場仲間の皆さんが6組でキス釣りをしていた。


私達も、この中で釣りをさせてもらったが、フグのみ。

ちなみに、このグループは、まだキスを釣ってない、とかであったが、少々風があるので釣り辛そうだった。



⑨屋我地港

屋我地島貸しボートそばの小さな港、波止から釣ってみる。

前回は、キスが釣れたし、地方の釣り人が早朝から10匹ほどキスを釣ったと見せてくれたが、1215㎝クラスがビクに入っていた。
そして私達も3匹、同型を釣るが、いきなりの大雨で退散。


屋我地島を一周しながら、雨の中をポイント移動。
昨年開通した古宇利島と、その長い小宇利大橋を渡り、ちょっと観光気分なのだが、強い雨と風に戦意喪失。


ここでひとまず釣りをやめ、美ら海水族館に行くことにした。
日本旅行の「赤い風船パック」に無料の入場券付があるからだ。

そば屋「よし子」℡  
その途中に沖縄そばで有名な、そば屋「よし子」℡  に立ち寄り、
600円の沖縄ブタバラそばを注文。
これが実に旨かった。又、チャーハンも凄く美味しい。

本部町沖縄美ら海水族館

昼の1時に、美ら海水族館に入館し、ゆっくり館内を見て廻る。
三度目の、この水族館も相変わらずジンベイザメ3匹の大きさを見ながら、様々な魚達をゆっくり観察できる。

この水族館は釣り人にとって大変貴重な体験ができる。
ただ、私達が求めているホシギス、モトギス等のキス科が居ないことが残念だ。

それだけ飼育が難しい魚なのであろうか。

イルカショーがある午後4時まで、ゆったり見て廻るも、相変わらずの強風と雨。今日は夜の10時まで名護市内の観光。

恩納村の菓子工房や黒糖工場等を見て廻り、ガラス工房で作られる伝統工芸の技に驚きながら、再び宿泊先のJALプライベートリゾートオクマ(国頭村奥間)へ。

1025()

朝から強風、雨。しかし、テレビの台風情報では、沖縄南海上を北上中とある。かなり台風がそれているようだが、今の時点では最も沖縄に近づいているところで、帰りの飛行機が心配。そして、釣りができるかも心配。

ゆったりしたホテルの朝食バイキング。
ホテル周辺の緑と水に景観あふれる自然に癒されるし、これまで宿泊した、どのホテルよりも、このJALプライベートリゾートオクマが気に入った。次回もこのホテルに泊まりたい。
その時は、もっと天気の良いときに。

午前8時、ホテルをチェックアウトする。追加料金無し。
利用しているスカイレンタカーもガソリン満タン返し必要なしで、けっこう安上がりな釣行である。

名護市釣り具のスキップ店

名護市、国道58号そばの、釣具のステップ・名護店に立ち寄り、釣果情報 & キス釣り場情報をもらったが、今日のこの風、雨では無理でしょう!! と店長から言われた。

⑬うるま市、泡瀬港

沖縄高速道に入り、沖縄南ICより20分の、うるま市の泡瀬漁港波止から投げる。
雨の中であるが、台風はかなり北上しているし、幾分良いかと想ったが相変わらずの大雨台風である。
それでも重装備で竿出し。
昨年は港岸壁駐車場そばから投げて
26㎝のホシギスを釣っているのでガンバル。そう想って、オモリ25号で投げる。

引き釣りも、キスのアタリが全くつかめないし、海面は雨水で赤茶色している。五投してキス0匹。フグ一匹のみで早い納竿。
やっぱりこの雨風の中、釣りは無理だと感じた。

今日はここで納竿とし、夕方まで沖縄の観光とした。

その中で、沖縄北ICそばの東南植物園(無料チケット)で、
2時間ほど素晴らしい園内の散策、食事。
そして国道
58号から見る広い米軍嘉手納基地。
その途中にある米軍ショップ。
色々考えさせるべきことも多いが、自らの産業が少ない沖縄県にとって、観光と米軍基地は切り離せないものがあると想った。

スカイレンタカーに世話になったキューブ1300ccを返却し、那覇空港へ。そして那覇空港発1945分発、北九州空港着2115分に無事到着した。

少々の台風でも飛行機は飛んでくれるが、波高6mの海では、大型フェリーは全て欠航。

◎沖縄のキス釣り情報は

ステップ釣具店・具志川店℡098―982―6777。
うるま店等、多数あり。

青ケブ等の虫エサは、100g、1000円ごろ、
本虫や砂ゴカイ等の虫エサは無いので、必要な場合は持参すること。

◎今度の釣りを兼ねた旅行は

福岡県行橋市の日本旅行℡0930―25―0335で。

◎宿泊は

JALプライベートリゾートオクマ(国頭村奥間)℡0980―41―2222利用。

◎夫婦二人で二泊三日。全ての旅行代金は10万円少々だった。

 ただし、ホテルの昼食と夕食は別料金。



     
私の釣り紀行&情報ネットワーク 沖縄県・沖縄本島・離島

                           制作/配信 上瀧勇哲